「孫に何かプレゼントしたいけど、何を贈れば本当に喜ばれるんだろう…?」
「もしかして、喜ばれるどころか、ちょっと迷惑だったりして?」
——そんなふうに悩んだことはありませんか?
おじいちゃん・おばあちゃんにとって、お孫さんの笑顔は何よりの宝物。だからこそ“本当に喜ばれるものを贈りたい”という思いが強くなり、プレゼント選びが難しく感じてしまうのだと思います。
実際に今、「孫 プレゼント 迷惑」という検索ワードが増えています。
たとえば…
- サイズが合わない洋服
- 置き場所に困る大型おもちゃ
- 親の教育方針に合わないグッズ
「良かれと思って贈ったのに、実は困らせてしまっていた」というケースもあるようです。
そこで今回は、「迷惑にならず、孫も親も本当に喜ぶプレゼント」をテーマに、2025年版おすすめランキングと、選び方のコツ、避けたいプレゼント例まで徹底解説します。
実際に我が子が小学生になっても長く使っているプレゼントも紹介するので、小さいお孫さんにプレゼントする参考になれば嬉しいです!
イベントと相場:気を遣わせないための金額感って?

お孫さんへのプレゼントは、「せっかくだから喜んでほしい!」という気持ちが大きくなって、つい高価なものを選びたくなりますよね。
でも、ちょっと待ってください。
あまりに高額だと、親は「うちにはもったいない」「お返しどうしよう…」と気を遣ってしまうことも。そんな風に気まずくなってしまっては、本末転倒です。
そこで、以下にイベントごとの「ちょうどいい相場感」をまとめてみました。
| イベント | 相場の目安 |
| 誕生日 | 5,000〜10,000円 |
| クリスマス | 5,000円前後 |
| 入園・入学祝い | 10,000〜15,000円 |
| その他(子どもの日など) | 3,000円程度 |
「気持ちが伝わる、でも気を遣わせない」——そんな絶妙なラインを意識すると、贈る側も受け取る側も気持ちよくいられますね。
贈る頻度やタイミングも大事です
小さいうちはイベントがたくさんあっても、お孫さんが成長するにつれ、贈り物の機会は自然と減っていきます。
たとえば、
- 小学生までは 誕生日・クリスマスにしっかり贈る
- 中高生になったら 入学や卒業など「節目」のタイミングだけにする
そんなふうに、成長に合わせて頻度を見直すのもひとつの方法です。
迷惑にならない贈り方のコツ

実は「何を贈るか」だけでなく、「どう贈るか」もとても大切なんです。
実際に私が両親や義理の両親にしてもらってうれしかったことをまとめました。
◎事前に少しだけ“リサーチ”する
実はこれが一番喜ばれます!
- 「最近〇〇ちゃん、何が好き?」
- 「服のサイズってどれくらい?」
- 「こんな商品気になってるんだけど、どう思う?」
と軽く聞いてもらえるだけで、親はとても助かります。

いっぴこ
興味を持ってくれているという気持ちが伝わるのも嬉しいポイント。
贈る側も「ミスマッチ」を防げて一石二鳥です。
◎メッセージをひと言添える
「これでたくさん遊んでね」
「メリークリスマス!大きくなったね」
そんなひと言だけでも、子どもは特別な気持ちになります。

いっぴこ
娘は、おじいちゃんおばあちゃんからもらったメッセージカードを、小学生になった今でも大切に机にしまっていますよ♪物以上に「思い」を受け取っているのだと感じます。
◎直接渡す
孫にとっても祖父母にとっても、
“直接受け取る瞬間” は特別な思い出になります。

いっぴこ
コロナ禍には、郵送で贈ってくれました。もちろん嬉しかったですが、
「この笑顔、見てほしかったな…」
と強く思った経験があります。
距離や予定の都合がつくときは、ぜひ直接渡してあげてください。
避けたいプレゼントのチェックリスト

せっかくのプレゼントで「あれ…ちょっと困るかも…」となってしまうのは避けたいところ。以下のようなアイテムは、注意が必要です。
- 超大型おもちゃ(置き場所がない…)
- 簡単に洗濯ができなそうな洋服(気を遣う…)
- 好みに合わないキャラクター物(おもちゃ箱に埋もれがち…)
- 賞味期限が短い食品(無理やり食べる…)
- 安全性が不明な輸入品(小さな部品が危険)
① 置き場所に困る「超大型おもちゃ」
広い家なら良いのですが、収納スペースに余裕がないご家庭では“嬉しいより困る”が先に来ることも。
→ 大型のものは、必ず事前に確認するのが安心です。
② 洗濯やお手入れが難しい洋服
「もったいなくて普段使いできない」
「洗うのが大変…」
と親が負担に感じがち。
→ “普段使いできるシンプルな服”が一番活躍してくれます!
③ 好みが分かれるキャラクターグッズ
キャラ物は、子ども自身の「今のブーム」に左右されやすく、旬が過ぎると全く使わなくなることもあります。
さらに、巷で人気でも子どもが興味なければおもちゃ箱にしまわれたままなんてことも。
→ キャラクター物は好みを要確認。外すと使われずに終わる可能性大です。
④ 賞味期限が短いお菓子・食品
美味しいけれど、量が多いと「食べきれない…」と慌てることに。
→ 食品を贈る場合は、少量・個包装・日持ち◎ が鉄則です。
⑤ 安全性が不明な輸入おもちゃ
ネットでかわいく見える海外製の木製玩具でも、
・塗料が安全基準を満たしていない
・小さなパーツが外れやすい
などのケースがあります。
特に小さいお子さんは何でも口に入れやすい時期。
親の不安につながりやすいので要注意。
→ おもちゃは「STマーク」「CEマーク」など、安全基準を満たすものを選ぶのがおすすめ。
✔ チェックリストまとめ
- □ 大きすぎて家で邪魔にならない?
- □ お手入れが難しい素材じゃない?
- □ 好みが分かれるキャラ物ではない?
- □ 消費期限が短すぎない?
- □ 安全性がしっかり確認できる?
5つのポイントを押さえておけば、
「もらって嬉しいけどちょっと困る…」
という状況を避けられます。
【実体験】「本当に長く使ったギフト」

プレゼントでいちばん嬉しかったものは何か?
それは、“長く使い続けられたもの” でした。
幼少期だけで終わらず、小学生になっても遊んでいるものや、成長して再び価値が生まれたもの。
そんな“時間を越えて愛されるギフト”は、子どもの心にも深く残ります。
ここでは、実際に我が家がいただいた(または購入して愛用した)中から、長い期間ずっと活躍し続けたプレゼントを紹介します。
■ LEGOデュプロ(レゴブロック)
レゴデュプロは、2歳ごろから遊べる大きめサイズのブロックですが、
実は 小学生になっても活躍 します。
- 組み立てやすい
- 想像遊びがどんどん広がる
- LEGOブロックは女の子向け・男の子向けの世界観が豊富
娘は小学3年生のときに、さらに小さな通常サイズのレゴを欲しがり、自分の世界観を作って楽しんでいます。
兄弟姉妹でも長く遊べる、圧倒的コスパの良さが魅力です。
■ 英語のDVD教材
英語DVDは、乳幼児期~幼少期に効果的なだけでなく、
小学生高学年になってから再び価値が蘇るアイテム です。
我が家では、長男が2歳のころに中古のディズニー英語システムを購入。
しばらく使わない時期もありましたが、小学高学年で英語学習を本格的に始めたとき、
「あ、これ覚えてる!」と懐かしがりながら視聴していました。
幼少期の“耳慣らし”が、のちの英語学習にしっかりと土台として役立つことを実感しました。
また英語のDVD教材は、
「気になるけれどどれを選べばいいか分からない」
「値段が高いから迷ってしまう」
などの理由で、親が自分ではなかなか買いづらいアイテムでもあります。
だからこそ祖父母からのプレゼントとしては相性が良く、
「ちょうど気になっていたから助かる!」と喜ばれやすいギフト です。
最近は3,000円台〜5,000円前後の手頃なDVD教材も増えてきています。
おすすめの英語教材は、こちらの記事にまとめているので、ぜひチェックしてみてくださいね!
■ キッチンセット(おままごと)
長女が2歳のときにいただいたキッチンセット。
当初は「大きくて邪魔かな…」と思って控えめなものをお願いしたのですが、
結局本格的なものを買い足し、 8年間愛用するお気に入り に!
幼稚園時代は毎日のように遊び、
小学生になっても、ときどき料理ごっこをして楽しんでいます。
「初めから本格的なキッチンをお願いしてもよかった…!」と思うほど重宝したギフトです。
■ 図鑑(DVD付き)
生き物好きの次男が4歳のときにもらった図鑑は、
小学生になってからも調べ学習に大活躍!
幼児期はDVDメインで楽しみ、
成長すると辞書のように使いこなせる。
まさに“知識の土台をつくるプレゼント”でした。
好きなものがはっきりしているお孫さんにおススメです!
■ キッズバイク
外遊びのきっかけにもなり、さらに 自転車の補助輪を外す練習にもつながる“万能アイテム” です。
特にこのキッズバイクは
キッズバイク → 補助輪つき自転車 → 補助なし自転車
と成長段階に合わせて長く使えるタイプで、買い替えが少ないのも魅力。
2歳ごろはバランス感覚を養う遊びとして楽しめて、
4〜6歳になるとペダル付き自転車への移行がスムーズに。
屋外遊びが増えることで体力づくりにもなり、
「元気な2歳児のパワーを発散させたい…!」という時期にとても嬉しいギフトでした。
■ 長く使えるプレゼントに共通していること
実体験を振り返ると、長く使えるプレゼントには共通点がありました。
✔ 成長段階に合わせて遊び方が変わる
(レゴ・キッチン・図鑑)
✔ 子どもが自然と手に取りたくなる
(DVD・小物おもちゃ)
✔ 遊びが広がる
(キッチン・ブロック・小物おもちゃ)
✔ 親目線でも“助かる”
(図鑑・室内遊びアイテム)
タイプ別で選ぶ!孫も親も喜ぶプレゼント5タイプ
プレゼント選びに迷ったら、まずは “どんなタイプのギフトを贈りたいか” を考えるのがおすすめです。
ここでは、特に人気のある 5つのギフトタイプ を、実体験を交えながらわかりやすく紹介します。
① 一緒に楽しめる「時間型ギフト」
物よりも心に残るのが、「一緒に過ごす時間」。
子どもにとって、おじいちゃん・おばあちゃんとお出かけした思い出は、何よりの宝物になります。
● こんなギフトが人気
- 動物園・水族館のチケット
- 体験教室(陶芸、クッキング、科学実験など)
- 室内遊び場の利用券
- 形に残るもの以上に、“思い出”として残る
- 外出のきっかけになるため、親にも喜ばれる
- 日程・場所の事前調整でスムーズに楽しめる
子どもの「今日楽しかったね!」の一言が、一番のプレゼントになるかもしれません。
▼体験型プレゼントを探すならこちら▼
② 親も助かる「実用品型ギフト」
毎日のように使うアイテムは、親の負担を減らせる“ありがたいギフトです。
● こんなギフトが人気
- 通園リュック(軽量・防水タイプ)
- 水筒&お弁当箱セット(食洗機対応が便利)
- レインコート・帽子・手袋などの季節用品
- 名入れ文房具や食器
- 「すぐ使える」実用性の高さが喜ばれる
- サイズやデザインは事前リサーチが安心
- 一緒に買いに行けば、それ自体が思い出に
- 消耗品は何個あっても困らない
- 名入れは特別感UPで、子どもも嬉しい
普段の生活でしっかり役に立つため、“迷惑になりにくい鉄板ギフト”です。
③ 成長を支える「学び型ギフト」
遊びながら学べる“知育系ギフト”は、親としてもとても嬉しいプレゼント。
2歳を過ぎると好奇心が爆発し始める時期なので、ぴったりです。
● こんなギフトが人気
- ブロックやプログラミングトイ
- キッチンセット
- 英語のDVD教材
- 「楽しい」がベースだと、子どもは自然と手に取る
- 小さな部品や安全性の確認は必須
- 長く使えるものが多く、コスパが良い
- 想像力や言語力など、幅広く成長につながる
「遊んでいたら、いつの間にか学べていた」という理想の形が叶うギフトです。
④ 体を使って遊べる「アクティブ系ギフト」
2歳を過ぎると、とにかく元気!
外でも家の中でも遊べる“アクティブ系のプレゼント”は、かなり重宝します。
● 我が家で大活躍したアイテム
- キッズバイク:自転車の補助輪を外す前のバランス練習に最強。
- トランポリン:下の子を妊娠中・産後で外遊びが難しい時期、室内で大活躍
- 子どもが日常的によく使う
- 「体を動かすきっかけ」ができる
- 遊びながら運動能力UP
- ストレス発散にも最適
屋内・屋外問わず、“元気な2歳児のパワー”をしっかり受け止めてくれるギフトです。
⑤ 心と知識が育つ「絵本・図鑑ギフト」
絵本や図鑑は、成長しても長く心に残る“思い出のギフト”です。
2歳のころから慣れ親しんだ1冊は、
小学生になってもなかなか手放せない特別な存在になります。
我が家でも、幼児期に読んでいた絵本は今でも本棚に残してあり、
子どもがふとした瞬間にページを開いて読み返していることがあります。
その姿を見るたびに、「この本があってよかったな」と思うほどです。
● こんなギフトが人気
- 2〜3歳からの読み聞かせ絵本
- 乗り物・生き物・宇宙など興味に合わせた図鑑
- DVD付き図鑑(幼児期はDVD、小学生からは本で調べ学習)
実際、我が家では毎年クリスマスになると、
「今年はどの本にする?」と、祖父母と一緒に本を選ぶのが定番になっています。
“思い出が積み重なるギフト”として、絵本や図鑑は本当におすすめです。
- 小さい頃の思い出と一緒に“心に残り続ける”
- 成長してからも繰り返し読み、学びに活かせる
- 興味の幅が広がるきっかけになる
- 収納にも困らず、親としてもとてもありがたい
私が大好きな絵本。子供にも何度も「読んで」とせがまれた絵本です↓
まとめ:プレゼントは“モノ”以上に、心と時間を贈るもの
プレゼント選びに悩むのは、お孫さんを大切に思っているから。
そして本当に喜ばれるプレゼントは、豪華さよりも
「その子のために選んでくれた」という気持ち にあります。
- 思い出は一生の宝物
- 親にとっても気遣いが嬉しい
- 子どもは“自分のために選んでくれた”ことが嬉しい
お孫さんにとっても、親御さんにとっても、そしてあなたにとっても、
温かく心に残る特別な時間になりますように。
