「歯並びを治してあげたいけど高い(泣)」
「少しでも安く矯正をする方法はないの?」
お子さんの将来にも関わる歯の問題。決して安いものではないので、とっても悩みますよね。この記事では、そんなお悩みを解決できるよう、安くする方法をまとめました。ぜひ参考にしてみてください。
歯科矯正を少しでも安くする方法
①他の歯医者さんでも診察を受けてみる
これは、先輩ママに教えてもらったこと。
長男が歯医者さんで『歯科矯正をした方がいい』と言われ、その時に聞いた金額のあまりの高さに驚愕して先輩ママに相談したところ
A歯科よりB歯科の方が矯正の費用が安く済むよ!
と。
実際に私も先輩ママに紹介してもらったB歯科で相談しところ、A歯科より20万円程安く治療が受けられることが分かりました。結局息子の希望もあり、我が家はB歯科で治療を受けることにしました。
治療方針や値段の設定は、歯医者さんによってそれぞれ違います。一か所の歯医者さんで踏ん切りがつかない時は、迷わず他の歯医者さんでも相談することがおすすめ。その場合は、他の歯医者さんでも見てもらっている旨を正直に伝えた方が、話がスムーズです。
また、歯科矯正の費用には、基本料金(数十万程)と月1回支払う調整料(3千円~5千円程度)というものがあります。調整料は、2年程通うことになれば、合計で7万2千円~12万円程支払うことになります。通う期間が長ければ長いほど高くなります。なので、こちらの確認も必要です!調整料の確認をするには
①月にいくらかかるか
②どのくらい矯正をすることになる予定か
の2点を忘れずに聞くようにしてください。
一度矯正を始めれば、長く通うことになる歯医者さん。金額だけでなく、通いやすさや評判なども判断材料の一つにしてくださいね☆
矯正をするための事前の検査では一般的に3万円~5万円ほどの料金がかかる
私の場合、最初に受診したA歯科では、『検査をしないと、はっきりとした金額は分からない』と言われていました。その為『金額が確定してから他の歯医者さんも受診すればいいか~』とのんきに子供に検査を受けさせました。その結果、検査料として4万5千円の支払いが発生(泣)検査内容も、レントゲンを撮ったり、歯の形を取ったりと色々したそうで、戻ってきた息子も『つかれた~』と一言。。。
金額的にも子供の負担的にも、どこの歯医者さんで矯正をするのかよく考えてから、検査を受けるようにしてください。
②支払いをクレジットカードにする
支払いをクレジットカードで行うことで、ポイント付与を受けることができるのでお勧めです。
ポイント還元率は0.5%~のカードが多いので、仮に40万円の支払いをして0.5%のポイントが付与されるとなると
40万×0.5%=2,000
2,000ポイント付与されることになります。『たった2,000円か』と思うかもしれませんが、子どもと一回マックに行くお金ができたと思うと少しうれしくなりませんか?私だけ?
ちなみに楽天カードは還元率1%!!上記の支払いを楽天カードで行うと
40万×1%=4,000
4,000ポイントも付与されることになります。
分割払いを利用すると金利がかかる
クレジットカードの支払いでも、分割払いを利用すると15%~18%程の手数料がかかってしまう為、ポイント付与よりも支出が多くなってしまいます。ただし、分割2回払いまでは手数料がかからない事が多いみたいなので、お手持ちのカードがどうなのか調べてみてもいいかもしれません。
③医療費控除を申請する
『発育段階にある子供の成長を阻害しないようにするために行う不正咬合の歯列矯正』(国税庁HPより)の場合は、医療費控除が認められています。よって、子供の歯科矯正は医療費控除の対象になることが多いようなので、歯医者さんで一度確認することをおすすめします。ただし、『容ぼうを美化するための費用は医療費控除の対象にはならない。』(国税庁HPより)とあることから、目的によっては医療費控除の対象にはなりません。その為、大人の場合は対象とならない場合が多いようです。
医療費控除とは、一年間で支払った医療費の合計が一定の金額以上になった場合、納税額を減らすことができる制度です。歯科矯正にかかった費用や収入によって金額が変わってきます。
例えば年収450万円で、医療費を40万支払った場合
40万円ー10万円=30万円
30万円に税率をかけた金額が手元に戻る
所得税➡30万円×20%=6万円
住民税➡30万円×10%=3万円
よって、この場合、合計9万円戻ってくることになります。
ただし、所得税は還付金として戻りますが、住民税は翌年の税金の金額が年間で3万円分減るという形で反映されるので注意してください。
いっぴこ
医療費控除は、本人以外にも生計を共にしているご家族(パパ・ママ・兄弟・おじいちゃん・おばあちゃんなど)にかかった医療費も合わせて申告できるので、みんなの領収書などは捨てずにとっておいてくださいね!
・確定申告が必要
会社での年末調整では医療費控除の申請をすることができないので、確定申告をしなければいけません。
確定申告と聞くと
『むずかしそう』 『めんどくさい』
と感じてしまいますよね。私もそうです。でも、実際にやってみると意外と簡単なので、あきらめず挑戦してください!
・所得税・住民税を支払っていない場合は適用されない
非課税世帯では差引く税金がないため、医療費控除には該当しません。
それでも費用を用意するのは難しい。なんとかならないの?
少し費用が安くなったとしても、一度に矯正の治療費を用意するのは難しいですよね。
そんな時に、検討してみて欲しいのはデンタルローンを利用すること。
デンタルローンとは
『歯科治療費専用のローン』のことです。自動車ローンや住宅ローンの歯科治療版思うとイメージしやすいかもしれません。かかった治療代をローン会社が立替て支払い、私たちは分割払いで元本と利息を返済します。
デンタルローンの申し込みは歯科医院でできる場合が多いです。銀行でもデンタルローンの申し込みができるところもあります。利用の際は歯科医院もしくは銀行で申し込みを行い、審査を通過すれば利用することができます。
注意点としては金利がかかる
ローンを利用するということは、実際に治療費に金利がプラスされるということ。
金利は5%前後が一般的。カードローンやクレジットカードの分割払いの場合、年金利15.0%~18.0%のところが多いようなので(いっぴこ調べ)、それらを利用するよりも負担を減らして借りられることができます。調べてみると、銀行によっては金利2.5%~というところもありました。デンタルローンについては、今度詳しく説明しようと思います。
ちなみに、デンタルローンを利用して支払った場合でも、先ほど紹介した医療費控除の対象になるので安心してください。
まとめ
今回は、歯科矯正を少しでも安く受ける方法についてまとめてみました!
ポイントとしては以下の通りです。
●他の歯医者さんにもいってみる
●クレジットカードを利用する
●医療費控除を申請する
●デンタルローンを利用する
調べていて、個人的に思ったことは
『医療費控除の確定申告をすることで思っていた以上の金額が返ってくるじゃない♪』ということです!あきらめず、一緒に医療費控除申請しましょう!!
納得して、無理なく治療が進められる方法を見つけてくださいね。