「redも読めなかった」小学生の息子が英検5級に合格!オンライン英会話×自宅学習で変化した3か月の記録とは?

こんにちは、いっぴこです。

英語も勉強も大の苦手だった長男は、オンライン英会話「クラウティ 」を続けることで、少しずつ英語に対して自信を持てるようになってきました。

そんなある日、ふとした親子の会話をきっかけに、「英検を受けてみる?」という流れに——。

今回は、その時のリアルな体験をもとに、

  • 勉強嫌いの子にどう声をかけたのか
  • どんな勉強法が合っていたのか
  • なぜ3か月も続けられたのか

をお伝えしていきます。

「うちの子、勉強が苦手で…」「何か得意なことを見つけてあげたい」と悩んでいる方の、ヒントになれば嬉しいです。

英語嫌い、勉強嫌いが英検に挑戦するまで

オンライン英会話クラウティ で、ゲームをしながら英語に触れる日々を続けていた長男。
「そろそろ、もう少し世界を広げてあげたいな」と思っていた頃、私はふとこんな声かけをしてみました。

「英検って、合格したら賞状もらえるんだよ」
「中学生になってからも、ちょっと楽になるかもしれないよ」

特に深い期待はせず、軽い気持ちで伝えたつもりだったのですが——
返ってきたのは、なんとあっさりとした一言。

「うけてみようかな」

えっ、ほんとに!?
あれだけ勉強が嫌いだった長男が、こんなに素直に「受ける」と言うなんて…。
正直、拍子抜けするほどでした。

でもよく考えてみれば、毎日クラウティでゲームをしながら英語に親しんできた経験が、
少しずつ長男の中で“英語=苦手”という思い込みを変えてくれていたのかもしれません。
少し自信がついていたからこその一歩だったのだと思います。

長男がどのように英語に慣れていったのか、その過程はこちらの記事でご紹介していますので、気になる方はぜひ読んでみてくださいね。

そして始まった英検対策。でも現実は甘くなかった…

「クラウティで先生と話せてるし、案外いけるかも?」
最初はそんな淡い期待を抱いていました。

でも、いざ過去問を解いてみると——

「あれ?“red”って読めない…」
「これ、何て書いてあるの…?」

そう、英語で「レッド」は「赤」だと“聞けばわかる”けれど、文字として読む・書くということが全くできなかったのです。

これまで長男は、耳と口を使って“会話”として英語に触れてきたけれど、
読み書きの練習は、ほとんどしてこなかったんですよね。

「話せるからといって、読めるとは限らない」
ここにきて、そのギャップの大きさを思い知らされました。

英検対策でやったことすべて公開!

「話せるけど読めない!」というギャップにぶつかってからは、
とにかく無理なく楽しく、“読み書き”に慣れる方法を探しました。

ここでは、実際にやった勉強法・使った教材をすべてご紹介します。
「うちの子にもできるかな?」と迷っている方の参考になれば嬉しいです。

①まずは“英単語を覚える”ことからスタート

いきなり「過去問を解こう!」では、全く歯が立たなかったので、
まずは単語力の土台づくりから始めました。

使ったのは、クラウティのカリキュラムのひとつ「Word Quest」。

正しい単語を選びながら、モンスターを倒していくゲームです。
ゲーム感覚で単語を覚えられるので、最初のとっかかりにはぴったりでした。

ただ、これだけでは「読む・書く」が定着しなかったので、市販の英単語帳も併用。
特に【英検5級でる順パス単】は、無料の音声アプリが使えるので便利でした。

我が家では、スマホにアプリを入れて、

  • 寝る前に30語 × 3回ずつ音声でインプット
  • 翌朝、自分で発音して復習

というルーティンを繰り返しました。

「まずは見て→聞いて→声に出す」このステップが、長男にはとても合っていたようです。

いっぴこ

英検5級はマークシート方式なので、正しいスペルで書ける必要はありません。
見て単語の意味がわかれば答えられるので、完璧に書けなくても大丈夫!
特に、勉強が苦手なお子さんには「見て→聞いて→声に出す」ステップで少しずつ慣れていくやり方がおすすめです。

②英検5級対策動画 × クラウティのテキスト連携

クラウティには、英検5級の専用カリキュラムがあります。
でもいきなりそのレッスンを受けるのは、当時の長男にはハードルが高すぎた…。

そこで活用したのが、クラウティの日本人講師による解説動画
実際に使うテキストと同じ内容を、ゆっくり丁寧に説明してくれるので、

  • 「なんとなく理解できた気がする」
  • 「このフレーズ、聞いたことある!」

と、本人の中でも少しずつ“つながる感覚”が生まれてきました。

動画→レッスン→復習、というステップ学習ができたのは大きなポイントです。

③過去問を3回繰り返し、“慣れ”を身につける

英検は形式に慣れることも大切!ということで、
過去問1冊分を3回、繰り返し解きました

最初の1回目は、ほぼ全滅
2回目は「見たことある!」が少しずつ増えてきて、
3回目には「これ、答え覚えてる!」という場面がいくつも出てきました。

点数よりも、「前よりわかる!」という手応えを感じることが、
長男の中でやる気につながったようです。

勉強嫌いだった子が、1日1時間・3ヶ月続けられた理由

「英検に挑戦してみよう!」と決めたとはいえ、
勉強が大の苦手だった長男が、いきなり机に向かえるわけがない…。

でも、少しずつ取り組み方を工夫することで、最終的には1日1時間、3ヶ月間も勉強を続けることができたんです。

ここでは、“どうして続けられたのか”に焦点を当てて、その理由をご紹介します。

①10分英会話で「やればできる」が芽生えた

クラウティでの10分レッスンを続けていたおかげで、
長男の中にはすでに「英語って楽しいかも」という気持ちがありました。

短時間でも“先生と会話できた”という経験が、

  • 「自分にもできるんだ」
  • 「昨日よりわかる気がする」

という成功体験の積み重ねになっていたんだと思います。

いっぴこ

「やればできる」って、小さなことでも一度感じられると、
子どもって意外とぐんと前向きになりますよね。

10分レッスンについての詳細はこちらでも紹介しています▼

②“苦手”を乗り越えるには、時間より“タイミング”

もちろん、毎日完璧に勉強できたわけではありません。

「今日は疲れてるからやりたくない」
「漢字の宿題が多くてムリ〜」

そんな日もありましたが、私が意識していたのは、
“時間の長さ”よりも“続けるタイミング”でした。

「寝る前の10分だけ単語帳」
「夕飯後に、動画を見るだけ」

など、その日の気分やスケジュールに合わせて、無理なく“続ける”ことだけを重視しました。

③3ヶ月という“期間限定チャレンジ”にした

「ずっと続ける」って、大人でもしんどいですよね。
だから最初から「3ヶ月だけがんばってみよう!」と期間を区切ってみたんです。

  • 長すぎず、短すぎず
  • ゴールがあるから見通しが持てる
  • 子どもも「あと少し」と思える

この3ヶ月チャレンジのおかげで、長男もモチベーションを保ちやすかったようです。

最終的に、1日1時間、3ヶ月間しっかり続けられたことは、
長男にとって大きな自信になりました。

「勉強って、やればちゃんと身につくんだ」
「わからなかったことが、わかるようになるって楽しいんだ」

英検の勉強を通して得たこの実感こそが、何よりの収穫だったと思います。

試験当日と結果

いよいよ迎えた英検当日。
今回は、近所の塾で団体受験を申し込みました。
初めての試験だったので、子どもに慣れた講師が近くにいる環境のほうが安心かなと思い、一般会場ではなく地域の塾を選びました。

慣れない場所で緊張している様子もありましたが、
「大丈夫、大丈夫」と自分に言い聞かせるように教室に入っていく長男の姿に、
私自身も胸が熱くなりました。

過去問は満点近く。でも結果は…?

試験の1週間前には、過去問でほぼ満点が取れるくらいに仕上がっていたので、
親としては「これはいけるかも!?」と、少し期待していたのが本音です(笑)。

でも結果は——

ギリギリ合格!!

でした。

正直、「おお〜!余裕の合格!」とはいきませんでしたが、
それでも、自分の力で合格をつかんだという経験は、何ものにも代えがたい大きな成長でした。

結果以上に大きかった「心の変化」

合格の報告を、嬉しそうに学校の先生や祖父母に話している長男の姿を見て、
「あぁ、本当に挑戦させてよかったな」としみじみ感じました。

そして、なにより嬉しかったのは、英検に合格したことそのものではなく、
その経験を通して、

  • 「勉強すればちゃんと力になる」
  • 「努力すれば、できることが増える」

という実感を、長男自身が手に入れたことでした。

この体験をきっかけに、長男の中には少しずつ「自分にもできるかも」という自信が育ってきたように思います。

そして今——
次の目標、英検4級に向けてチャレンジ中です!

英検合格がもたらした“学びの好循環”

英検5級に合格したことで、長男にとっていちばん大きかったのは、
「自分は勉強ができるようになるんだ」という確かな実感でした。

それまで、どこか自分に対して自信が持てず、
「どうせやってもムリ」と思っていた子が、
努力して合格を勝ち取ったことで、“できた経験”が心に根を張ったように感じます。

次の目標は「英検4級」!意欲がぐっとアップ

「合格したら終わり」ではなく、長男の中には自然と次の目標が生まれました。

「次は4級、受けてみようかな」

その言葉に、私は驚きながらも、内心とても嬉しくて。
強制されなくても、自分から“もっとやってみたい”と思えることが、何よりの成長だと思いました。

今は、自分のペースで4級の単語や文法にも少しずつ挑戦しています。
あの「英語なんてムリ!」と言っていた頃とは、まるで別人のようです。

英語だけじゃない、他の教科にも前向きに

さらに驚いたのは、英語だけでなく、他の教科にも前向きに取り組むようになったこと
漢字や算数、社会など、以前は「分かんない。」「やりたくない。」「できない。」が口ぐせだった長男が、
少しずつ「これ、やってみようかな」と言うようになったんです。

英検の経験を通して、長男の中にはこんな変化が起きていたのかもしれません。

  • 「勉強って、わかると楽しい」
  • 「やればできる」
  • 「少しずつでも続けることが大事」

この“学びの好循環”が生まれたことこそが、
今回の挑戦で得られた最大の宝物だったと感じています。

このように、クラウティとの出会いから始まり、英検合格をきっかけに、
「うちの子は勉強が苦手」と思い込んでいた日々が、少しずつ変わってきました。

完璧じゃなくていい。
でも、「できた!」という小さな自信が、子どもを大きく育ててくれる。
それを、長男との日々を通して実感しています。

【まとめ】「これならできるかも」と思えたら、それが第一歩

今回は、勉強が苦手で英語も大嫌いだった長男が、
オンライン英会話「クラウティ 」を4年間続けたことで、
英検5級に合格し、自信と学びの習慣を手に入れたお話をご紹介しました。

何か特別なことをしたわけではありません。
高額な塾に通ったわけでも、才能があったわけでもありません。

ただ、子どもの「楽しい」「これならできそう」を探していたら、
無理なく続けられる仕組みを見つけられたこと。
それが、長男の変化を支えてくれた大きなきっかけだったと思います。

「できた!」の積み重ねが、子どもを変える

  • 英語でゲームしているうちに、気づけば先生と会話ができるようになっていた
  • 10分だけのレッスンが、いつの間にか毎日の習慣になっていた
  • 英検合格が、“努力は報われる”という実感につながった

こうしたひとつひとつの「できた!」の積み重ねが、
勉強嫌いだった長男の心を少しずつ変えていきました。

「これならできるかも」と思えたら、それがスタートです

この記事が、同じように「勉強が苦手」「英語が不安」と悩むご家庭にとって、
小さなヒントや希望になれば嬉しいです。

「完璧じゃなくていい」
「少しずつでいい」
「自分たちらしく進んでいけば大丈夫」

そんな気持ちで、一緒に子どもたちの“できた”を見つけていきましょう。

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🔗 クラウティの詳細はこちらの記事でも紹介しています!

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