令和6年10月から児童手当が拡充されましたね。
受け取れる額が増えたり、新たに対象となり受け取ることができるようになった方もいると思います。
今回は児童手当は総額でいくら受け取れるのかについて考えていきます。
受け取れる額は子供一人当たり234万円~681万円
児童手当の金額は、お子様の誕生月や何番目のお子さんかによって異なります。
詳細についてみていきましょう。
◇第一子、第二子と、第三子以降で受け取れる金額がかわってきます。
◇0歳~3歳未満◇
1万5千円×12ヶ月×3年=54万円
◇3歳~18歳◇
1万円×12ヶ月×15年=180万円
◇受け取れる総額◇
54万円+180万円=234万円
4月生まれ~2月生まれは、3月生まれと比べると、18歳の3月末を迎えるまでに最大11ヶ月の差があるため、その分234万円に、下記の金額がプラスされます。
生まれ月 | プラスされる額 |
---|---|
4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 | 11万円 10万円 9万円 8万円 7万円 6万円 5万円 4万円 3万円 2万円 1万円 |
よって、受け取れる金額
234万円~245万円
◇第三子以降は、0歳~18歳まで一律3万円を受け取れます。
【3月生まれの場合】
3万円×12ヶ月×18年=648万円
受け取れる総額648万円
4月生まれ~2月生まれは、18歳の3月末を迎えるまでに最大11ヶ月の差があるため、その分648万円に、下記の金額がプラスされます。
生まれ月 | プラスされる金額 |
---|---|
4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 | 33万円 30万円 27万円 24万円 21万円 18万円 15万円 12万円 9万円 6万円 3万円 |
648万円~681万円
いっぴこ
ただし、第三子のカウントについては注意が必要です。
上のお子さんが22歳の3月末を持ってカウント対象の終了となるため、ご家庭によっては18歳まで第三子としてカウントされない場合があります。その場合は、翌年から第一子・第二子の金額になります。
4学年以内に年上の兄弟が2人以上いる場合は、18歳まで上記の金額を受け取れることになります。
生まれ月によって差はあるものの、総額となると結構な金額を受け取ることができますね。
児童手当の使い道
では、各ご家庭では児童手当をどのように利用しているのでしょうか。
厚労省の「平成24年児童手当の使途等に係る調査」によると,子供の教育費や将来の為の貯金などに充てている方が51%で、半数を超えているようです。
注意点
今回改正された児童手当。実は児童手当は時代に合わせて適宜改正されています。
現在の支給内容がお子さんが18歳になるまで適用されるかは、定かではありません。
制度の変更に気をつけながら、計画的に使用していく必要がありそうです。
まとめ
毎月数万円ずつ支給される児童手当。
総額は234万円~681万円受け取れます。
毎月数万円ずつでも18年間受け取れるとなると、結構な金額になってきますね。
また、児童手当は時代に合わせて適宜改正されていることも踏まえ、受け取れる金額をしっかり把握し、子供たちのために有意義に使いたいものですね。