食費の予算を決めたけれど、どうしても毎月オーバーしてしまう。
毎日節約メニューを考えるのが大変
1週間でどのくらいの量を買えばいいのか分からない
今回は、節約を頑張っているけれどうまくいかないと言うお悩みを持つ方へ。いっぴこ流節約買い物ルーティンをご紹介します!
家族の人数別に、目安となる食材の必要量もご紹介しているのでよかったら参考にしてください☆
いっぴこ流節約できる買い物ルーティーンを作る手順
①1週間の予算を決める
②買い物へ行くのは週2回
③1週間の献立をおおまかに決める
④家庭にあった1週間分の量を把握する。
予算や量を把握するために、計算が必要になります。簡単な計算なので電卓を用意して、一緒に計算してみましょう!
数字で把握することで、今後の買い物にかかる時間もぐっと短縮できるので、だまされたと思ってぜひ取り入れて欲しいです☆
1週間の予算を決める!
4人家族の場合、総務省の家計調査による一ヶ月の食費の平均は10万円程度。
いっぴこが考える理想的な予算の範囲は、月収別に6万円〜9万円です。この理想的な予算については、別で紹介しています。
『まだ、1ヵ月の予算が決まっていないよ。』という方は、よかったらこちらも参考にしてください。【4人家族の食費の平均はいくら?現実的な家計管理のヒント】
上記の記事の中でも紹介していますが、一ヶ月の食費の中に、日用品費も一緒に含めて考えます。こうする事で、家計管理が楽になるのでぜひ試してみてください。
では早速始めていきましょう。
まずは、一ヶ月の予算を5週間で分けます。
【例】1か月の予算を7万円とすると・・・
7万円÷5=1万4,000円
これが、1週間の食費の予算です。
いっぴこ
5週で分けると、毎月数千円〜1万円ほど予算が残る事になると思います!こちらは、一ヶ月の予算オーバ防止策。少しオーバーしても、千円程度であればこの範囲でまかなえます。そして、もし毎週予算内で買い物ができれば、たまの贅沢やご褒美に当てられます!テンションも上がり、節約も頑張れそうな気がしますよ!
買い物に行くのは週2回!
1回目の買い物はスーパーへ。予算は1週間の食費の70%。
【計算式】1週間の予算×0.7=1回目の買い物の予算
【例】1週間の食費が1万4,000円の場合
1万4,000円×0.7=9,800円
1回目の予算【9,800円】
この予算で、主にお肉やお魚、果物などの生鮮食品を中心に1週間分購入します。
2回目の買い物は、ドラッグストアへ。予算は1週間の食費の30%。
【計算式】1週間の食費×0.3=2回目の買い物の予算
【例】1週間の食費が1万4,000円の場合
1万4,000円×0.3=4,200円
2回目の予算【4,200円】
ドラッグストアでは、不足している日用品と共に、次のスーパーでの買い物までに不足する食材を購入します。
いっぴこ家では、主に牛乳、卵、豆腐、納豆を買い足しています。お米、調味料、お菓子等も、ドラッグストアで購入しています。
1回目の買い物と2回目の買い物の間隔は3日~4日がおすすめ。
こうすることで、コンスタントに買い物へ出ることになる為、次の買い物まで『足りない食材があるけど我慢!』といった忍耐勝負や、反対に『さすがに次の買い物まで待てないからちょっと買いに行っちゃおう』といった余計な出費を増やしてしまう原因を減らすことができます。
しかし、ポイントが付くお店の場合、ポイント3倍デーなどといった、お得な日がある場合も!その場合は3~4日の間隔にこだわらず、そちらを優先してもOKです!毎週決まった曜日にお得な日がある場合は、それを中心に買い物をする日を決めると、賢く買い物をすることができますね!
1週間の献立をおおまかに決めておく
1週間の献立が決まっていると、何をどのくらい買えばいいのかが明確になり、無駄なく買い物をすることができます。
しかし、1週間分の献立を毎週考えるのは、大変ですよね。
そこでおススメしたいのは、おおまかに決めるということ。
いっぴこの場合どれくらいおおまかかというと
夕飯のメインのおかず➡お肉は週3回、お魚は2回、麵か丼物1回、総菜など1回。
朝食➡卵、ハム、ウィンナー、ベーコン、ちくわと前日の残り物(だいたいスープ・味噌汁)
昼食➡我が家は子供がみんな小学生なので土日のみ。1日分のみ購入(主に麺とお肉)。もう1日は残り物で乗り切るが、どうしても足りなそうと判断したら2回目の買い物の時に調達。
・・・これだけです。
あとは、買い物に行って値段を見ながら考えたり、何も考えずとりあえず決まった量の食材をかごに入れたりといった具合で毎週乗り切っています。
いっぴこ
買い物に行った日の夕食は、だいたいお総菜が多いです!買い物を頑張ったので、お料理はサボってもいいよね☆と手抜きをして、外食欲を抑えています。また、月末になって食費に余裕が出てきたときは、お刺身など奮発することも♪
野菜や果物に関しては、だいたいいつも決まったものを購入しますが、子供たちの食が偏らないように、たまにしか買わない食材(旬の食材や子供があまり好まない物等)を毎週どれか1種類だけ混ぜることも意識しています。
家庭にあった1週間分の量を把握する
『1週間のまとめ買いは分かったけれど、何をどのくらいの量買ったらいいの?』
1週間で必要な量は、各家庭によってさまざまです。感覚的に把握されている方は、その感覚を目安に購入してもらって大丈夫です。
『まったく見当もつかないよ!』という方は、いっぴこ家【大人1人当たりの1週間分】に相当する食材の量をご紹介するので良かったら参考にしてください。
*以下のデータは厚生労働省「日本人の食事摂取基準(2025年版)」「健康日本21(第三次)」、文部科学省「食品成分データベース」を基に、いっぴこなりの解釈を加えて算出しています。
食材 | 量 |
お肉 | 450g(1食100g×4回分+土曜昼50g *(丼物の日に肉を使う想定) |
お魚 | 3切れ |
卵 | 7個 |
豆腐 | 1丁(300gを想定しています) |
牛乳 | 1本 |
納豆 | 3パック |
ウィンナー、ハム、ちくわなど加工食品 | 3回分くらい |
主に、タンパク質の摂取量を基に算出した目安です。1日2食(朝と夜)と土曜の昼を想定しています。
この数値に家族の人数をかけて、1週間の購入量の目安を出します。子供は低学年で大人の半分が目安です。
食材 | 量 |
キャベツ | 1/4個 |
レタス | 1/4個 |
もやし | 1/4個 |
きゅうり | 1本 |
小松菜 | 1/3袋 |
大根 | 1/4本 |
玉ねぎ | 1個 |
トマト | 1個 |
人参 | 1本 |
じゃがいも | 1個 |
きのこ | 1/4パック |
果物 | 2つ |
野菜は、厚生労働省の「健康日本21」で推奨されている1日350gに近い数値になるように計算しています。
野菜についても同様に、家族の人数分をかけて目安を算出して下さい。野菜に関しては、子供の摂取量を大人の半分より多めを想定すると、厚生労働省が推奨している量に近づきます。
主菜・野菜共にあくまで目安ですので、お子様の成長や食欲など、ご家庭に合わせて調整してください。
主菜と野菜類の目安量をかごに入れたら、あとは予算内でその日の夕飯と、乾物や油揚げ、ご飯のとも等のサブ食材を購入します。
わが家の家族構成は、子供が小学生低学年、中学年(小食)、高学年の3人と、大人2人の合計大人5人。食材を買うときは、大人4人分として計算して購入しています。
【例】お肉の量を考える場合
450g×4人分=1,800g(1.8kg)
このように、一つ一つの食材に家族の人数をかけていきます。
これを繰り返し、それぞれの食材の必要量が計算できれば、終了です。
いっぴこ
牛乳や卵は、1回で購入すると量が多くなってしまうので、私は、1回目と2回目の買い物で半分ずつに分けて購入しています。
お疲れさまでした!ここまで準備が整えば、スムーズにお買い物ができると思うので、ぜひお試しください☆
まとめ
節約ができる買い物ルーティーンは以下の通りです。
①1週間の予算を決める
②買い物へ行くのは週2回
③1週間の献立をおおまかに決める
④家庭にあった1週間分の量を把握する。
予算や食材の量を数字にして見える化することで、楽に家計管理ができるようになります。ただし、記事で紹介した数字はあくまで目安です。各ご家庭にあった予算や量を見つけて、無理のない節約・家計管理を楽しみましょう☆