こんにちは、いっぴこです。

朝晩の冷え込みが本格的になってきましたね。
わが家でも、暖房器具が手放せない季節になってきました。

そんな中、昨年から仲間入りしたのが 「フラットヒーターのこたつ」

無印良品で買った「こたつにもなるローテーブル」がフラットヒーター式だったのですが、これが意外と良くて…!

でもネットで調べると、
「フラットヒーターは暖かくない!」なんて口コミもちらほら。

そこで今回は、暖かくないと言われる原因と、実際に使ってみた感想を時間経過ごとにリアルにまとめてみました。

この記事はこんな方におススメ

・フラットヒーターのこたつを買おうか迷っている方

・無印良品のこたつの使い心地が気になる方

・家族で使えるこたつを探している方

・電気代が気になるけど暖かさも欲しい!という方

こたつの種類は大きく3タイプ

こたつの熱源には主に以下の3種類があります。

種類特徴
石英管ヒーター昔ながらの赤く光るヒーター。比較的安価で即暖性あり。
ハロゲンヒーター熱効率が良く、短時間で暖まる。電気代はやや高め。
フラットカーボンヒータームラなくじんわり暖まる。電気代が比較的安く、安全性も高い。

わが家が今回購入した無印良品のこたつは、説明書には「被覆式ヒーター線」と記載がありましたが、HPにはフラットヒーターと記載があり。実際に使用した感覚は「フラットカーボンヒーター」とほぼ同じでした。

我が家が購入したコタツはこちら▼

フラットカーボンのメリット

こたつ全体が均等に暖かいのが嬉しい!

フラットカーボンヒーターは、幅広くヒーターが設置されているため、こたつ内部がどこにいても均等に暖かいのが特徴です。

これは、大人数でこたつを囲む家庭にはありがたいポイント!
わが家も5人家族なので、足がぶつかって「ごめん…」となることもよくあります(笑)。

特に冬場、足をこたつの端に避けると『あれ、ここ寒い…』って感じたことありませんか?
でも、フラットカーボンヒーターなら、端にいてもじんわり暖かさを感じられるんです◎

いっぴこ

これは、私がフラットカーボンヒーターにしてよかった!と思った一番の理由です!

子どもと一緒でも安心!フラットヒーターは「足がぶつからない・熱くない」

フラットカーボンヒーターは、ヒーター部分が平らなので、足を曲げても膝がぶつかりにくいんです。

これも、大人数で使うわが家にとってはとても助かるポイント!

お互い譲り合ってこたつに入っていると、
「うっかりヒーターに足をぶつけて、痛っ!熱っ!」なんてこと、ありますよね。

でもこのタイプは、ヒーターが出っ張っていないうえ、触れても熱くなく安全性が高いのが嬉しい◎
小さなお子さんにも優しい設計です。

いっぴこ

実際、わが家の末っ子を膝にのせて、二人で足を伸ばして入っても快適に過ごせます

子育て中のご家庭には、ほんとうに嬉しいポイントです!

切り忘れ防止に◎フラットヒーターは「人感センサー付き」で安心!

こたつを使わない時は、節電や安全のためにスイッチをこまめに切ることが大切。
…とはいえ、毎日忙しく過ごしていると、ついうっかり忘れてしまうこと、ありますよね。

特に子どもがいると、こたつを出たり入ったりすることが多く、
「ちゃんと消したっけ?」と気になってしまうことも。

そんな時に便利なのが、人感センサー機能!

フラットカーボンヒーターには人の動きを感知して自動で電源をOFFにする機能がついているタイプもあり、
うっかりスイッチを切り忘れてしまっても安心です◎

いっぴこ

小さなお子さんや高齢の方がいる家庭では、事故予防にもつながるのでとても心強いですね。

フラットカーボンヒーターのデメリットは「暖まるまで時間がかかる」こと

フラットヒーターを使ってみて感じた唯一のデメリット、それは——

暖まるまでに少し時間がかかるということ。

こたつに入ってすぐに「ポカポカ〜!」と暖まりたい人にとっては、ここがネックに感じるかもしれません。

これは、フラットカーボンヒーターのじんわり均一に温める構造が影響しているようです。

「フラットヒーターは暖かくない」って本当?実際に検証してみた!

今回、こたつについて調べていると
フラットヒーターは暖かくない」という口コミをよく見かけました。

この記事を読んでくださっている方も、
「買って後悔しないかな?」と心配されているかもしれません。

そこで、実際にわが家で使った体感を、時間経過ごとに表でまとめてみました。

※あくまでいっぴこ個人の体験談ですが、こたつ選びの参考になれば嬉しいです。

検証に使用したコタツ▼

弱モードで使った場合のリアル体感(外気温15℃/室温20℃)

「フラットヒーターって本当に暖かいの?」という疑問に答えるべく、
実際に弱モードで使用したときの感想を時間経過ごとにまとめてみました。

スイッチを入れてからの経過時間体感と感想
直後「ん?何も感じないぞ・・・」
2分~3分後「ほんのり暖かくなってきた」
10分後「しっかり暖かさを感じる。肌が露出している部分は少し熱さも感じる」
1時間後「10分後とほぼ同じ。優しい暖かさが続いており、暑いと感じることもない。」

いっぴこ

フラットヒーターを弱モードで使う場合、
冷えた体をすぐに温める即効性はあまり期待できません。

でも、じんわり優しく包まれるような暖かさが心地よく、
朝のお布団の中みたいなぬくもりを感じられます。

とくに、ゆっくり過ごしたい夜や、お子さんと一緒に入るときにちょうどいいやさしさ。

いつまでもそこに居たくなる様な心地よさを感じます。

強モードで使った場合の体感レポート(外気温14℃/室温20℃)

次に、フラットヒーターを強モードで使ったときの感想を、時間ごとにまとめてみました。

スイッチを入れてからの経過時間体感と感想
直後「ん?スイッチ入ったかな?」
2分~3分後「ほんのり暖かくなってきた」
10分後「手や足の裏にうっすら汗を感じる」
1時間後「太ももに熱さを感じることも。ただ、暑くなりすぎることはない」

いっぴこ

フラットヒーターを強モードで使用しても、最初の体感は弱モードとあまり変わりませんでした。
ただ、長時間使っていると、じんわり体の芯から温まってくるのが実感できます。

手足がほんのり汗ばむくらい、しっかりとした暖かさを感じられるので、
「冷え性の方」「寒がりさん」にはぴったりかもしれません◎

結論|ゆっくり過ごすなら、フラットヒーターはかなり快適!

今回、弱・強どちらも使ってみて感じたのは——

フラットカーボンヒーターは、短時間でポカポカ!という即暖性はないけれど、家族みんなでゆっくり過ごすにはとっても心地いいということ。

逆に言うと、
「朝の支度中にちょっとだけ使いたい」
「すぐに温まりたい」
という方には、石英管ヒーターやハロゲンタイプのほうが合っているかもしれません。

フラットヒーターの電気代は?他のこたつと徹底比較!

フラットカーボンヒーターは、石英管ヒーターやハロゲンヒーターと比べて、消費電力を抑えやすいのが特長。

ちなみに、わが家で使っている無印良品の「こたつにもなるローテーブル」も、フラットカーボンヒーターとほぼ同じ消費電力です。

こたつの種類別|1時間あたりの電気代&ひと冬の電気代比較(2024年いっぴこ調べ)

こたつの種類消費電力(強モード)1時間あたりの電気代ひと冬の電気代(9時間×169日)
ハロゲンヒーター約180Wh約5.6円約8,487円
石英管ヒーター約170Wh約5.3円約8,016円
フラットカーボンヒーター約140Wh約4.3円約6,601円

試算条件:
使用時間:1日9時間
使用期間:169日(資源エネルギー庁『家庭でできる省エネ』基準)

1シーズンで約2,000円の差が!

暖房器具は毎日長時間使うからこそ、1時間あたりのわずかな違いが積もり積もって節約につながるんですね。

もちろん、電気代は使い方や地域・電力プランによっても変わりますが、
「暖かさも欲しいけど、節電もしたい!」という方にはフラットヒーターはバランスの良い選択肢です◎

フラットカーボンヒーターこたつのまとめ|向いている人・注意点

最後に、今回のポイントをまとめておきます。

 フラットカーボンヒーターのメリット

  •  こたつの端でも均等に暖かさを感じられる
  •  長時間入っていても快適な温度が続く
  •  電気代が他のこたつよりもお得に抑えられる
  •  ヒーター部分が出っ張っておらず、子どもと一緒でも安心
  •  人感センサー付きで切り忘れ防止&安全性も◎

 フラットカーボンヒーターのデメリット

  •  スイッチを入れてすぐに暖まりたい人には不向き
  •  短時間だけ使う場合、物足りなさを感じるかも
  •  「熱めが好き」な方には少しぬるい印象も

こんな方におすすめ!

  • 家族でこたつを囲む時間が長い
  • 電気代も安全性も気になる
  • 小さいお子さんがいて、ヒーター部分が気になる
  • 「ぽかぽかより、じんわり」が好きな方

安全に使って、あたたかい冬を

こたつは冬の必需品ですが、こたつによる事故も毎年一定数報告されています。

たとえ人感センサー付きでも、スイッチの切り忘れなどの油断は禁物です。

暖房器具は、正しく安全に使用し、ぬくぬくほっこりした時間を過ごしましょう。