こんにちは、いっぴこです。
12月に入り、朝晩の冷え込みが一層強くなりましたね。
わが家でも最近暖房器具が手放せなくなってきています。
特に活躍しているのはこたつ。
最近買ったこたつがフラットヒーターのこたつでした。ここ何年もこたつを買い替えていなかったので、フラットヒーターのこたつをみたときは、裏面がすっきりして使いやすそう!という感想でした。
ところが最近、こたつについての記事を書くために、こたつについて調べていると「フラットヒーターのこたつは暖かくない」と言う口コミを目にしました。
そこで今回は、フラットヒーターについてわが家で実際に使用した感想をまとめていこうと思います。
・フラットヒーターのこたつを買おうか迷っている
・こたつの種類が色々あるけどどれがいいのかわからない
・フラットヒーターの実際の使用感について知りたい
こたつの種類について
こたつの熱源には、主要なもので言うと以下の3種類があります。
・石英管ヒーター
・ハロゲン
・フラットカーボン
それぞれ、メリットデメリットがありますが、電気代やそれぞれの特徴については別の記事でまとめているので、良かったら参考にしてください。
ちょうど我が家は最近、無印良品のこたつにもなるローテーブル大を購入。フラットヒーターでした。こたつ内部も広く使えて、5人家族でも十分ゆっくり過ごすことができます。
しかしよく見かけるのは、フラットカーボンヒーターという表示。無印良品の上記のこたつは被覆式ヒーター線。そして無印良品のHPにはフラットヒーターとの記載。
この違いを調べてみたのですがいまいちよく分からず。しかし、フラットカーボンヒーターの特徴と、無印良品の被覆式ヒーターの実際の使用感はほぼ変わりがなかったため、フラットカーボンヒーターの口コミとして使った感想をお伝えしたいと思います。
フラットカーボンの特徴
幅広くヒーターが設置されているため、こたつ内部が均等に暖かい
これは、大人数で使うご家庭にはありがたいポイント。足がぶつかってしまう為、こたつの端に足をよけるといまいち暖かくない何てことありませんか?フラットカーボンヒーターは、こたつ全体が均等に暖かい為、端によけていても暖かさを感じることができます。
ヒーター部分が平になっているため、足を曲げても膝がヒーター部分にぶつかりにくい
これも、大人数にはありがたいですね。お互い譲り合って使う中、うっかりヒーター部分に足をぶつけて「熱いっ!」なんてことも防げそうです。
また、わが家の小1男子を膝に抱えても、二人で足を伸ばしてこたつに入れます。小さいお子さんをお持ちのご家庭は、助かりますね。
人感センサーがある
こたつを使わない時は、節電や事故防止のためにこまめにスイッチを切ることが望ましいですが、うっかり切り忘れてしまうことも。フラットカーボンヒーターは、人感センサーがついているためうっかりの時も安心です。
こたつ内部が暖まるまで、時間がかかる
こたつ選びの際、これが一番ネックになるのではないかと思います。
これについては、次で詳しく紹介しようと思います。
フラットカーボンヒーターは暖かくない!?
今回こたつについて調べる中で「フラットカーボンヒーターは暖かくない」と言う口コミを目にしました。
この記事を読んでいる方も、それが気になっている方も多いのではないでしょうか?
そこで、フラットヒーターを実際に使用した感想を時間経過ごとに表にまとめてみました。
あくまでいっぴこ個人の感想です。
弱モードで使用した時(外気温15℃、室温20℃)
スイッチを入れてからの経過時間 | 感想 |
---|---|
直後 | ん?何も感じないぞ・・・ |
2分~3分 | ほんのり暖かくなってきた |
10分 | しっかり暖かさを感じる。肌が露出している部分は少し熱さも感じる |
1時間 | 10分後と使用感はあまり変わらない。優しい暖かさが続いており、暑いと感じることもない。 |
いっぴこ
フラットヒーターを弱で使用した場合、冷えた体をすぐに温めてくれる効果は期待できませんが、ゆっくりこたつに入って過ごしたいと言う方にはちょうど良い暖かさです。朝のお布団の様な柔らかい暖かさで、いつまでもそこに居たくなる様な心地よさを感じます。
強モードで使用した時(外気温14℃、室温20℃)
スイッチを入れてからの経過時間 | 感想 |
---|---|
直後 | ん?スイッチ入ったかな? |
2分~3分 | ほんのり暖かくなってきた |
10分 | うっすら手や足の裏に汗をかいてきた |
1時間 | 太ももに熱さを感じて動かすことはあるものの、暑くなりすぎることはない |
いっぴこ
フラットヒーターを強で使用した場合、弱の時と比べて暖かさを感じるまでの時間はあまり変化がありませんでした。
しかし長時間使用していると、手や足に汗を掻くなどしっかりとした暖かさを感じます。
フラットカーボンヒーターの特徴や、時間経過ごとの感想からフラットカーボンヒーターは、家族で使用する場合やゆっくりこたつで過ごすことを前提としている場合に特に向いているのかなと思います。
反対に、こたつの使用時間が短時間であったり、すぐに温まることを前提としている場合はあまり向いていないのかもしれません。
フラットヒーターの電気代
フラットカーボンヒーターは、石英管ヒーターやハロゲンに比べて、消費電力を抑えることができます。ちなみに、無印良品のこたつにもなるローテーブルも、フラットカーボンヒーターと同程度の消費電力です。
こたつの種類 | ハロゲン | 石英管ヒーター | フラットカーボン |
---|---|---|---|
1時間当たりの消費電力 (強で使用の場合) | 約180Wh | 約170Wh | 約140Wh |
1時間当たりの電気代 | 約5.6円 | 約5.3円 | 約4.3円 |
ひと冬当たりの電気代 ・1日9時間 ・169日使用 *資源エネルギー庁『家庭でできる省エネ』の暖房期間に基づく | 約8,487円 | 約8,016円 | 約6,601円 |
ひと冬で、2,000円程電気料金が変わってきますね。
上記の消費電力はあくまで目安なので使い方やお住まいの地域によって差が生じます。
まとめ
フラットカーボンヒーターのメリットは
・こたつの端の方でも暖かさを感じる
・長時間使用する際心地よく過ごすことができる
・電気代を抑えることができる
・子供を抱っこしながらこたつに入っても、足がヒーター部分に当たらない
・人感センサーがついている
フラットカーボンヒーターのデメリットは
・すぐに温まりたい時には向いていない
・長時間使用しない場合は、物足りなく感じてしまう
・強い暖かさが好きな場合物足りなく感じてしまう
こたつ選びの参考になったでしょうか?
冬に大活躍のこたつ。こたつによる事故は毎年一定数起きているようです。
フラットカーボンヒーターのこたつは、人感センサーがついているとはいえ、油断は禁物です。
消費者庁の消費者への注意喚起を参考に、こたつを正しく安全に使用し、ぬくぬくほっこりした時間を過ごしましょう。