「宿題やりなさい!」と毎日のように言っていませんか? でも子どもはゲームばかり…イライラして怒ってしまって、後で自己嫌悪。

そんな経験、私も数えきれないほどあります。 勉強が苦手だった長男とのバトルは、毎日のように繰り返されていました。

でも、ある日ふと思ったんです。 「このまま怒り続けていても、お互いつらいだけじゃない?」

そこから、“言われなくても宿題をやる子”に変わってもらうために、我が家で工夫を重ねてきました。

今回は、実際にしていたNG行動3つと、子どもが自分から宿題に取り組みやすくなる4つの手順をご紹介します。

子どもが宿題をやらなかった原因3つ(NG対応例)

「宿題の時間」が曖昧で、毎回“言わないとやらない”状態に

宿題は夕飯前にやるというなんとなくの習慣はあったものの、明確なルールにはしていませんでした。その結果、毎日こちらから「宿題は?」と声をかける必要がありました。言われてやる宿題には、当然やる気は湧きません。

注意ばかりで自己肯定感ダウン…やる気を奪う悪循環

「あれもできてない」「また忘れてる」など、できないことばかりを注意してしまっていました。親としては心配だからこそ注意してしまうのですが、子どもにとっては「怒られてばかり」の時間に。結果として、宿題=嫌なことという認識が強まってしまいました。

何をやればいいか分からず、結局手をつけられない

やることが曖昧なままだと、「何から始めればいいの?」と迷い、行動に移せません。我が家でも「やったつもりだった!」という準備不足や忘れ物が続き、自己管理が難しい状態でした。

「勉強しなさい」と言わなくてもOK!子どもが自分から宿題するための4ステップ

Step1|“いつやるか”を自分で決める!宿題時間のルーティーン化

宿題をする時間を、子ども自身に決めてもらいます。 「帰宅後すぐ」「夕飯前」「夕飯後」など、いくつかの選択肢を親が提示し、その中から選んでもらうと◎

曜日によって変えてもOK。紙に書き出すと視覚的に理解しやすくなり、自分で動きやすくなります。

Step2|褒めるだけでOK!やる気が育つ声かけのコツ

どんなに小さなことでも、まずは褒める習慣を。

  • 連絡帳の文字が丁寧だった
  • 宿題を開いたタイミングで「おっ、いいね!」

褒められる経験が「勉強=自分を認めてもらえる時間」に変えてくれます。

いっぴこ

漢字練習は特に褒めポイントが多いのでおすすめ!

Step3|ゲームと宿題のバランス!親子で納得できるルールの作り方

子どもが勉強に集中するためには、ルールづくりが大切です。

例:

  • ゲームは宿題が終わってから
  • 1日1時間まで
  • 見たい番組は録画しておく

ルール作りをする時は、定着させるために以下のポイントに気を付けてみてください。

  • 親子で一緒に決める
  • 親もルールを守る
  • 否定より「〜したら○○できる」の表現で前向きに

いっぴこ

親子で納得できるルール作りを作ることが、成功への近道!

Step4|「やらない」と言われた時の対応法|親が揺らがないコツ

子どもが「やりたくない」とぐずった時こそ、ルールを守る姿勢を貫くことが大切です。

「宿題をやりなさい!」と言わず、淡々と「宿題が終われば、好きなことができるんだよ」と伝えるだけでOK。

子ども自身が「宿題をしないと困るのは自分だ」と気づく経験も必要です。

いっぴこ

宿題をやらずに寝ちゃってもまあいっか。という気持ちでいると、イライラせずにすみます。大切なのは、あとから「じゃあ、どうすればいいか?」を一緒に考えること。

まとめ|「宿題しなさい」から卒業するために、今すぐ始められること

子どもが宿題をやらない背景には、親の対応にも原因があることがあります。

今日からできることは、

  • 勉強時間を子どもに決めてもらう
  • 小さな行動でも褒める
  • ルールを親子で作る
  • 守れない時も、淡々と対応する

まずは1つだけ、できそうなところから始めてみてください。

「おっ、いいね!」の一言が、子どもが変わるきっかけになるかもしれませんよ◎