こんにちは、いっぴこです!
今回は、食生活に欠かせない【炭水化物】についてお話します。
炭水化物は【糖質】と【食物繊維】に分かれていて、この記事では【糖質】についてのお話です。
【糖質】と聞くと、ダイエット中に避けるべき。。。
というイメージを持つ方もいるかもしれません。もちろん、摂りすぎは、肥満や病気のリスクにもなります。
ですが特に、成長期の子供にとって、糖質はエネルギー源として必要不可欠な栄養素。
適量を知ることが健康管理&節約の第一歩です。
今回は主食としてよく食べる「お米」に着目し、健康と節約について考えていこうと思います!
・糖質の適量を知りたい
・お米を節約したい
・お米を炊く目安量を知りたい
・1合はご飯何g?
糖質は適量が大切!メリット&デメリット
糖質のメリット
・体のエネルギー源として、運動や勉強を支える
・脳のエネルギーは糖質(ブドウ糖)だけ!!
・文部科学省の調査によると、朝食をとる子供ほど学力・体力テストの結果が高いことが分かっている
つまり、朝食で糖質をしっかり摂ることが、子供の成長や学習能力に大きく影響するのです!
糖質のデメリット(摂りすぎ注意!!)
糖質は大切ですが、摂りすぎると
・余分なエネルギーが体脂肪として蓄積される
・肥満や生活習慣病のリスクが高まる
砂糖が多いジュースやお菓子は、血糖値を急上昇させるため特に注意!!
糖質の適量とは?
厚生労働省の「日本人の食事摂取基準」によると、1日に必要な炭水化物の量はエネルギー必要量の50%~65%です。
その中から、必要な糖質の量を算出するには
糖質=「炭水化物の総量」ー「食物繊維」
で計算できます。
詳しい数値は今後紹介していますので、ぜひ参考にしてください!
ごはんの量を知って健康&節約に活かそう!
では、実際にごはん(白米)はどのくらい食べるのが適量なのでしょうか?
下の表が目安です。
年齢 | ご飯(白米)の量 |
---|---|
3歳~5歳 | 80g~120g |
6歳~7歳 | 100g~120g |
8歳~9歳 | 120g~150g |
10歳~11歳 | 150g~180g |
中高生女子 | 150g~200g |
中学生男子 | 180g~250g |
高校生男子 | 200g~300g |
成人女性 | 120g~200g |
成人男性 | 150g~250g |
体格や運動量など個人差によって変動するため、あくまで目安!
小食の子はおやつで補うのもいいですね!
適量を炊けば食べ過ぎ防止&年間3万円以上の節約に!

「適量は分かったけれど、実際に何合炊けばいいの?」
炊きすぎると、うっかり食べ過ぎてしまいますよね。お米は食費の大部分を占めるため、そのうっかりで食費がかさんでしまいます。そして、大人の場合お腹の肥やしに。。。
(お米10kg7,000円とした場合2025.2月現在)
・1日約104円(1合+水代)×31日=3,224円
・1年間で約38,000円の差に!!

いっぴこ
適量を守るだけで、大幅に節約できますね!
1回に何合炊けば良いのか計算してみよう!
では、炊きすぎを防ぐために、1回で何合炊けばよいのか計算してみましょう!
お米1合:(炊飯後)約330g
これを基に、1食分のお米を計算すると。。。
【大人2人、子供3人のわが家の場合】
夫婦2人で炊飯後約310g
【内訳】夫→180g、私130g
子供3人で炊飯後約360g
【内訳】長男(小5)→150g、長女やや小食(小3)→110g、次男(小1)→100g
310g+360g=670g
670g÷330g(1合当たりの重さ)=2.03・・・
つまり、1食当たり約2.1合を炊けばよい!

いっぴこ
ここで言う適量とは、栄養計算をしたうえでの最低限の量を確保しつつ、家族が満足にお腹を満たせる量を示しています。必要以上に量を減らすことはお勧めしていません。ぜひこの機会に、各家庭に合った量を計算してみてください☆
子供の「おかわり!」が増えてきたら、食べる量の見直しの時期です!お子さんの成長に合わせて量を調節してくださいね!
メニューによってご飯の量を調節しよう!
実は、メニューによって炊くべきご飯の量は違います!
カレーや丼物の場合、いつものよりご飯を多めに消費しがちですよね?
そんな日は、いつもより1.2倍ほど多めに炊くとちょうどよくお腹も満たされますよ☆
(わが家の場合2.1合×1.2=約2.5合)
ぜひ参考にしてみてください!
まとめ
糖質は適量を守れば健康にも家計にも優しい!
・1食の適量を知り、炊飯量を調整しよう!
・お菓子やジュースの糖質を見直し、健康&家計を守ろう!
一度、適切な量を計算してしまえば、毎日の料理で悩む時間も節約できます!
家計の為☆健康の為☆時短の為☆
ぜひ、一度ご飯の適量を計算してみませんか?
必要な栄養を知り、バランスを整えることで健康で無駄のない生活を目指しましょう!
参考資料
文部科学省「食品成分データベース」