ふるさと納税とは?
『ふるさと納税をしたことがない。』
という方のために。
ふるさと納税とは
自分で選んだ自治体に対して寄付を行った場合に、寄付額のうち2,000円を超える部分について、所得税及び個人住民税からそれぞれ控除が受けられる制度(*国税庁HPより)
もう少し簡単に説明すると、好きな自治体(もしくは返礼品)を選び、寄付をします。その寄付した金額のうち2,000円を超える分が翌年の所得税や住民税から控除され、さらには返礼品を受け取ることができるという仕組みです。
ふるさと納税のやり方や仕組みなどについてもっと詳しく知りたいという方は、総務省ふるさと納税ポータルサイトを参考にしてください。
さて今回は、私が昨年犯した失敗についてのお話です。この失敗が、誰かを救う日が来る事を願って書き進めていこうと思います。
ふるさと納税をする際の注意点についてもまとめているので、ぜひ最後まで読んでくださいね☆
ワンストップ特例申請書が受理されず(泣)
いっぴこは4年前から、毎年ふるさと納税を利用しています。
何年やっていてもやり方を忘れてしまって、特にワンストップ特例申請書については、締切ギリギリになってからサイトの説明をじっくり読み、やっとの思いで提出していました。
ところが昨年は、『何となく覚えているぞ!』と、勢いでワンストップ特例の申請を進めたのです。早々に申請も終了し、順次届く返礼品に舌鼓をうっていました。(いっぴこは食べ物ばかり申込みしています。)
ところがある日、久しぶりにメールの受信ボックスを整理していると、ふるさと納税の申し込みをした自治体からメールが来ていたのです。
『お送りいただいたワンストップ特例申請書に不備があったため受け付けることができませんでした。1月10日までに新たな書類をお送りいただくか、間に合わない場合は確定申告してください』と。(メールは消えてしまっていたため、記憶をたよりに再現しています)
なに~ッ!?
しばらく開いていなかったメールBOXだった為、このメールを見た時にはすでに提出期限の1月10日は過ぎており。
残す手段は確定申告のみ。
確定申告をする場合は、他の自治体に提出していたワンストップ特例申請書も無効になるため、それも含めて申請しなくてはなりません。
確定申告めんどくさい
『確定申告ってどうやるの?』
『めんどくさいな~』
なんて思っているうちに
確定申告の期間2月16日~3月15日が過ぎ
とうとう、『ただただ2万円を払って巨峰をいただいた』ということになりました。超高級巨峰ですね!
巨峰は、とっても甘くてジューシーでとってもおいしかったです。
ワンストップ特例申請書が受理されなかった理由
ではどうして、ワンストップ特例申請書が受理されなかったのか。恥を忍んでご説明します。
メールにはこう記載がありました。
『不備の理由:必要書類の一部が見切れているため、必要な情報が確認できません』(メールは消えてしまっていたため、記憶をたよりに再現しています)
必要書類の一部が見切れている
これは何を隠そう、いっぴこの雑さが招いた悲劇なのです。
書類の一部とは、おそらくマイナンバーカードのコピーのことだと思われます。
それを貼付するときにハサミでカットしていたのですが、数枚を一度にカットしたため斜めに切れてしまったのもあり、しまいには大事な情報までもカットしてしまったのでしょう。。。
要するに
コーピーを貼付する際の切り方が雑でしたよ。なので、受け付けることはできませんよ。受け付けて欲しければ、丁寧に貼ったものをもう一度送付してくださいね。
ということだったのです(恥)
心当たりが大いにあったので、納得です。
失敗を防ぐためにどうすればよかったのか
これはもう単に『ていねいにやればよかった』一択ですが、、、
あえて、他の視点での改善点も模索しました!
1,メールアドレスをよく見るメインのアドレスで登録しておく。
2,確定申告に対するハードルを下げる
3,オンライン申請を利用する
1,メールアドレスをよく見るメインのアドレスで登録しておく。
私はよくやりがちなのですが、何かのサイトに登録するときに頻繁にメールマガジンや広告メールが届くのが嫌でサブのメールアドレスを登録しています。しかし、過去に届いた内容のメールを見ると『申し込みをした返礼品が不作の関係で用意できなくなってしまったため、代替品を選んで欲しい』や『ワンストップ特例申請書を受理しました』等、重要な内容である為、メインで使用しているアドレスで登録することをおすすめします。
2,確定申告に対するハードルを下げる
確定申告に対してもっと気軽な気持ちでいられたら、あの失敗は簡単に取り戻すことができたはず。その為、確定申告についてハードルを下げるべく、記事を書く予定なので出来上がったら、ぜひ参考にしてください。
3,オンライン申請を利用する
ワンストップ特例申請書の提出は、オンラインか書面での申請が可能です。オンラインで申請すれば、書類の提出忘れ等、書類の不備をなくすことができます。そして、雑さゆえの失敗は限りなく0になるはずです。
その他ふるさと納税をする際の注意点4つ
ふるさと納税を利用する上で、他にもいくつか失敗をするパターンが考えられるのでまとめてみます。
以下の点に注意し、損をしないよう気を付けましょう。
1,限度額を超えて、寄付してしまう
ふるさと納税の寄付金には『控除上限額』が、年収などによって決まってきます。各ふるさと納税のサイトでシュミレーションができるので、ご自身の上限額を把握した上で寄付をするようにしてください。
2,納税をしていない人の名前で申し込みをしてしまう
例えば旦那さんの扶養内でパートをしている奥さんの場合
税金を支払っていない為寄付金控除が適用されません。
ふるさと納税の申し込みをする際は、誰が納税者なのかを確認し、納税者本人がご自身の名前で申し込みをしてください。
3,5団体以上に申し込みをしてしまい、『ワンストップ特例制度』が使えない
ふるさと納税には、確定申告をしなくてもよい『ワンストップ特例制度』があります。しかし、5団体までという決まりがあるため、それを超えて申し込みをしてしまうと、確定申告をする必要があります。
また、ふるさと納税とは別に、確定申告をするものがある場合も、『ワンストップ特例制度』が利用できないので注意が必要です。
4,詐欺サイトで申し込みをしてしまう
ふるさと納税の寄付金詐欺を目的とする複数の偽サイトが存在しているそうです。実際に詐欺にあわれた方もいるとの事。少しでも怪しいと感じた場合は、申し込みをする前に確認をするなど、注意をしてください。
まとめ
今回は、いっぴこの失敗談をもとに、ふるさと納税で注意をした方が良いことをご紹介。
ワンストップ特例申請書をオンライン申請を利用するか、丁寧に申請書を書く
メールアドレスは、メインの物を登録するのがおすすめ
控除の上限額を確認して申し込みをする
納税者本人が、本人の名前で申し込みをする
ワンストップ特例は5団体まで
偽サイトもあるので、サイト選びは慎重に!
以上のことに注意して、制度をお得に楽しく利用しましょう☆