「家計簿をつけなきゃ…でも続かない」
そんな風に悩んでいませんか?

実は、私もその一人でした。

育児や家事に追われる毎日。家計簿アプリにレシートを入力するのが面倒で、気づけば放置。市販の家計簿ノートも最初の1週間で白紙に戻ってしまった経験、何度もあります。

でも、あるとき思い切って方法を変えてみました。

それは――
「カレンダーに、使った金額をメモするだけ」

たったそれだけのことなのに、不思議とお金の使い方が変わってきたんです。

今回は、そんな「カレンダーに書くだけ家計簿」の魅力と効果をお伝えします。


家計簿が続かないのは、あなただけじゃない

家計管理は大事だと分かっていても、いざ家計簿をつけようとすると意外とハードルが高いものです。

例えば…

  • 市販の家計簿ノートは、項目や枠が多すぎて面倒
  • アプリも便利そうだけど、レシートの写真を撮って、分類して…が地味に大変
  • 「毎日つけなきゃ」と思うと、プレッシャーになる
  • 少しでもサボると「もうダメだ」と挫折してしまう

いっぴこ

これ、全部私の経験です

でも、これって「続けられない自分が悪い」のではなくて、方法が合っていなかっただけなんですよね。

「カレンダーに書くだけ家計簿」とは?

私がたどり着いたのが、とてもシンプルな方法。

カレンダーの日付に「いくら」「何に使ったか」だけメモする。

本当にこれだけなんです。

例えば、こんな感じ


ポイントは、「キレイに書こう」とか「項目ごとにまとめよう」と思わなくていいこと。

今使っているカレンダーでOK!予定を書き込んでいるカレンダーの方が、何に使ったのかが一目両全なので、より家計を把握しやすくなります!

カレンダーがない時は手帳でも◎

カレンダーを使う習慣がない方は、手帳に書き込むこともおススメ!

どうして支出が減るの?

たったこれだけで、本当に効果があるの?と思いますよね。

でも実は、「書くこと」にはちゃんと理由があるんです。

効果①:お金の“見える化”

カレンダーの日付の欄が毎日埋まってくると、「あれ?意外と使ってる…」と気づくようになります。

これまで何となく使っていたお金の流れが、パッと目に見えてくるんです。

カレンダーに書き出すメリットは、お金を使っている日と使っていない日が一目瞭然になること!

いっぴこ

日付の欄に空白の日が多いと、「頑張ってるな~!!」と自分を褒めたくなりますよ♪

さらに、家族みんなが使うお金を「今日の支出」として可視化できると、家族全体で「今月ちょっと使いすぎているかも」「今週は控えめにしよう」など話すきっかけにもなりますね!

効果②:無意識のムダ遣いが減る

「今週は毎日お金を使っているな…」
そんな気づきがあれば、自然と「今日はお金を使わないで過ごしてみよう」という気持ちに。

我慢ではなく、“気づき”によるコントロールができるようになります。

いっぴこ

自分で、気づいて意識するので、この時の我慢は不思議と「辛くない」んです。

カレンダーに空白の日を作るぞ!!という「挑戦」の気持ちが、やる気を掻き立ててくれます!!

効果③:達成感がある

数日続けると、「私、ちゃんと家計を見てるかも!」とちょっと嬉しくなります。
その小さな成功体験が、さらに続ける力になります。

さらに、カレンダーに空欄の日が増えることでも成功体験に♪

一か月に何度も成功体験を積み重ねることが出来るので、前向きな気持ちで取り組むことが出来ます♪

いっぴこ

成功体験が積み重なると、自信に変わります!

小さな成功の積み重ねで、節約や家計管理に自信をつけていきましょう!

効果④:断捨離効果でさらにやる気に

レシートを貯めがちな人は、カレンダーに毎日書く習慣をつけると、その日のうちにレシートを処分することが出来るのでお財布の中がスッキリして、より管理がしやすくなります。

いっぴこ

私も月末にまとめて集計していた時は、お財布にレシートがたまりがちに。

お財布の中がスッキリするだけでも、不思議と「丁寧に暮らそう」という気持ちが湧いてきて、余計な出費を減らすことに繋がっています。

さらに、カレンダーが家族にも見える場所にあることで、家族で支出を共有することが出来ます。

ちょっとしたコツ

1日1回、5分でOK!毎日手帳に書く時間を大まかに決めると継続しやすい!!

私はいつも、夜のゆっくっりタイムの時に書くようにしています。

いつものルーティーンに入れることで、習慣化しやすくなりますよ!

項目分けは、レシートごとにおおまかでOK!

①②③と番号を付けたり、色ペンで「食費」「娯楽費」などに色分けすると、家計管理も簡単に♪

レシートの中の内容を細かく分けるのは大変な作業。

おおまかに、「どういった項目の買い物をしたのか」で分けてしまってOK!

そのためには、家計管理する項目も極力少なくしておくと楽!

わが家は「食費・日用品費」「娯楽費」「雑費」「教育関係の雑費」の4項目に分けています。(手帳に記載している変動費)

その他の変動費(月1回程度しかない出費)「水道光熱費」「携帯代」「ガソリン代」は月末にまとめて集計しています。

ペンをすぐそばに置いておくのが◎

ペンをカレンダーのすぐそばに置いておけば、やろうと思った時にすぐに取り組めます。

簡単にできる環境を整えておくのが継続のコツです!

忙しい日は、無理しなくてOK!

手帳に書き写せなかった日は、あとでまとめて記録してもOK!ただし、気持ちの継続と使い過ぎを防ぐために、2~3日以内にはカレンダーに書き写せると良いでしょう。

私の体験談:カレンダーに書くだけで財布のひもがギュッと引き締まった

以前の私は、食費や日用品費がいつも予算オーバー。「ちょっとくらい、まあいいか」とつい気が緩んでしまうことが多かったんです。

でも、カレンダーに毎日の出費をメモするようになってから、お金の使い方が少しずつ変わってきました。

特に効果があったのは、「雑費」「娯楽費」

いっぴこ

週末になると「今日は外でランチしちゃおう♪」「出かけたついでに何か買おうかな」と、気づけばお財布のひもがゆるゆるに。

毎月オーバーしていましたが、なぜオーバーするのかよく分からず。「予算オーバーしても仕方がない物」とまで考えていました。

でも、使った金額をカレンダーに記録する習慣がつくと、

「あれ?先週も外食したばっかりじゃない???」

「先週も出かけているから、今日は家で過ごそうかな!」

と自然と立ち止まって考えられうようになったんです。

さらに、出費を描き続けていると、ある日ふと思いました。

「よし!明日は何も書かない日にしよう!!」

「今週はまだ1回しか買い物に行ってない!えらい♪」

こんな風に、節約に対するモチベーションが前向きに変化していきました◎

書くだけなのに、心がちょっと引き締まる

そして、小さな「気づき」や「達成感」が積み重なって、気づけば節約が楽しくなっていました。

高価な買い物を控えるというよりも、日々の小さなムダが減っていく感覚
これがとても大きかったです。

まとめ:完璧じゃなくていい。まずは1週間から

「家計簿」と聞くと、キッチリ管理しなきゃいけない気がして、ハードルが上がってしまいますよね。

でも、大切なのは「完璧に管理すること」ではなく、
「自分がどんなふうにお金を使っているか」を知ることです。

その第一歩として、「カレンダーにメモするだけの家計簿」、とてもおすすめです。

ぜひ、今日から気軽に始めてみてください。
最初は1週間だけでも大丈夫。

それが、あなたの家計を少しずつ変えていく第一歩になりますよ!

\ズボラでも大丈夫!手帳とペンがあればOK/

“書くだけ家計簿”、ぜひ試してみてくださいね。